死刑４人を執行の鳩山法相命令は是か非か？

テレビのニュースを見て居たらトップにこのニュースが流れた。

もう一言言わせて頂こうと、また書き綴ってしまいます。


＜死刑＞４人を執行　鳩山法相命令は３回目、計１０人に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000045-mai-soci
(4月10日11時45分配信 毎日新聞)


以前、岡山突き落とし殺人の話を2度書かせて頂いた。

その件に関して、世論は「許すまじ」「今すぐ死刑だ！」と追求を求めていたはず。

茨城の殺人事件も、世間の反応は同じだったはず。

しかし、実際「死刑執行」となるとこんな輩も出る。いや、こんな輩ばかり。


＜死刑＞執行に抗議…人権団体や日弁連
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000136-mai-soci
(4月10日20時58分配信 毎日新聞)

死刑執行に首相らに抗議文　大津の人権団体
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080410-00000038-kyt-l25
(4月10日21時19分配信 京都新聞)



そして、世間も一転！

「鳩山はろくでなし」「鳩山は人殺し」になる。

・・・・・一体、どちらが正解なんだろう？

ワタシは人格を疑われても構わない事を前提として・・・

死刑はあっても当たり前だと思う。


悪い事をした人間に、相応の刑罰を与える。

だから社会のバランスが取れると思って居る。
だから「良い事と悪い事」の区別が付くと思う。

子供も大人もテレビ等を見て、改めて「悪い事」を認識する。
認識するから犯罪防止にもつながる。

もしも、人権団体の方々が「身内を殺された」事に遭遇したらどうなる？

「私は人権団体の人間だから犯人を死刑にするのはやめて下さい。」
そんな事を言う人間がどれだけ居る？

100人中幾ら居ても1人ではないのか？

むしろ・・・・・

「こんな悪い人間は法律で処罰して欲しいです。」

必ずそんな言葉を口にするに決まっている。
それなら擁護する必要がある訳が無い。


世の中、余りにも「綺麗事」が多すぎる。

死刑廃止を推進する議員連盟＝会長：亀井静香衆院議員

それだけでも「？」を考える。


身近な事で考えてみれば良い。

例えば・・・

知り合いに「どうしても必要なんだ」と借金を申し込まれる。
　　　↓
涙目で、土下座して頼まれ「仕方無い」となけなしの金を貸す。
　　　↓
約束の日になっても返してくれない。
　　　↓
「約束が違うじゃないか？」と怒るが、相手は知らぬ顔。
　　　↓
金はあるはずなのに、結局返してもらえない。

そんな時、どう思う？

「こんちきしょう」　　そんな簡単な怒りではないと思う。

「殺してやる」　　　そんな殺意を感じるのがほとんどではないか？

更に・・・・　　「こんな奴死ねば良い」

ワタシも同じ。

綺麗事は言わない・・・

「金の貸し借り」では無いにせよ、何人にも殺意を抱いていた過去がある。


人権団体や日弁連が本当に為すべき事。それは「死刑反対」ではない。

死刑につながらない世の中を作る事ではないのか？

本当にあるべき「人権」を求めて、はぐれた人を救済する。
それが人権団体のあるべき姿ではないのか？
「殺人を犯しそうなはぐれた人」をいち早く擁護する。
それが「殺人事件防止」と考えないのか？

弁護士だってそうだ。金儲けの為に、沢山の自己破産者を輩出する。

鳩山さんの「ベルトコンベア」発言は確かに悪い。
しかし「自己破産認定」こそ、ベルトコンベア作業。
その為に、どれだけの人間が泣いているかわかるか？
それが「殺人事件」に至る事だってある事を認識しているのか？


「出来上がった事実の反対運動」そんなの子供だって出来る。

頭の良い方達ばかりなんだろうから、もっとひねった考えが出来ないのか？


死刑が確定し、執行するのは「冤罪」でない死刑囚のみの現在。
良い子ぶって「可哀相」は反則である。
残された家族の悲しみを考えてから「反対」と大きな声で叫ぶべきである。


最後に。

多くの不適切なる発言は「綺麗事を抜き」の言葉で綴った結果こうなりました。

もしも抗議等御座いましたら、いつでもお申し出下さい。