風物詩がまた消えて行く「学研のおばちゃん」は何処へ？

♪まだかなまだかな～　学研のおばちゃんまだかな～

以前はそんなＣＭもあった事を思い出す「学習研究社」

これも残念ながら、時代の流れであろうか？


＜学研＞「学研のおばちゃん」いなくなる？　訪問販売、撤退含め見直し
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080509-00000025-maiall-soci
(5月9日20時14分配信 毎日新聞)

本件と懸け離れた話から。

昨日「佐賀のお友達」から久々のメールが来た。嬉しかった。

ワタシのブログを何時も読んで頂いている話が添えてあった。

コメントが無くても、こんな風にたまに頂くメール。

ブログを続けて良かったと思う瞬間である。本当に有難い。

早朝から遠方へ向かっていた為に、ＰＣの前に座れる事無く本日の朝を迎えた。

こんな事ならノーパソを持って行けばよかった。

・・・後悔、先に立たず。


良かったら「佐賀の友達」のＨＰをご覧下さい！
マルヨ醤油　吉末商店
http://www.morodomi.com/


本論に戻って・・・

学習研究社は小学校一年生から高校卒業までお世話になった。

「学習」と「科学」に始まり「中一～高三コース」と愛読させて頂いた。

合計12年間もお付き合いさせて頂いた事になる。


ワタシが小学生だった頃は「学習」「科学」は学校に売りに来た。

毎月、視聴覚室に「学研のおばちゃん」が「夢を運んで」来た。

しかし、小学校5年から学校に「夢の宅配便」は来なくなった。

日本消費者連盟の「学校を商売の場所にするな」という批判からであった。


あの時、おばちゃんに言われた言葉を思い出す。

「来月からは、みんなの家に届けるからね。だからずっと読んでね。」

それからは「家に届く日」が楽しみになった。


蛇足になるが「学研の担当おばちゃん」とは、偶然にも15年後に再会した。

会計事務所での「お客様」として。

再会して名刺を見せ、世間話をしたら「あれ！あの時の？」との話に。

何とも不思議な気持ちになった思い出でもある。


勉強を優しく違った局面から学べた、小学生の情報誌的な「学習」

冊子は学習より薄いが、付録がとても素敵だった「科学」

同世代の方は恐らく「学習」「科学」のいずれかしか購入しなかったと思う。

ワタシの場合は、有難い事に両方購入させて頂いていた。


中学校に入ると「コース派」と「時代派」に分かれて居た。

ワタシは前掲の通り「学習」「科学」の流れで「コース派」であった。

学習研究社は「参考書の類」も利用させて頂いた記憶がある。

学習塾なんてもんは殆ど無かった時代背景もあり、結構購入させて頂いた。


出版物不況・学習塾は当たり前、そんな時代。

無論「学校での販売」は許されない。

それゆえに「学研のおばちゃん」は「過去の歴史」になってしまうのか？

残念だが「時代の流れ」と、受け止めるしかないのであろう。


夢をありがとう！　「学研のおばちゃん」