izaブログで名を売らせて頂いた原点の「戯言」が書いてある「過去帳」です。
忘れたくない原点ですので、更新はしませんが、削除もしないスレッドです。
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24歳看護師の過労死認定=人員不足、宿直明けに倒れる-残業月百時間・労基署
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081017-00000086-jij-soci (10月17日16時20分配信 時事通信) 先ずは本件事故でお亡くなりになった方のご冥福をお祈りする。 介護の現場に付いては、ワタシも業務上縁浅からぬものがある。 よってはじめに、看護師と言う職業について「世の中の誤解」を書かせて頂く。 世の中では、看護師が「高給取り」のイメージがあるかも知れない。 しかし、基本給は決して高いものではない。 そこに「夜勤手当」等の手当てが付いて、はじめて「高給取り」になる。 だから「高い給料を貰っている」と言う、間違った認識は排除して頂きたい。 世知辛い世の中である。どうしても「金」の話になると思ったからである。 そこで「何故悲劇が起きたのか」から考えてみたい。 あくまでもワタシの私見である。 本当にそうかは判らないので、非難は勘弁して頂きたい。 それは当然「看護師不足」から来ているものである。 看護師不足の原因を辿れば「介護保険制度」が出て来ると思う。 そもそも看護師と言う職業は「病院」の為だけにあった。 しかし、介護保険制度が施行され「看護師配置の義務付け」を行った。 当然ながらそこで「不足」が生じるのは当たり前になるだろう。 病院に配備するつもりで100人を育てても、約20人が病院以外の処に行くのだ。 数字の計算を単純に行っても、不足をする原因が明らかになるだろう。 更にヤヤコシイ事がある。 「ケアマネージャー」と言う職業に足を引っ張られるのだ。 ケアマネージャーの多くは、看護師出身者である。 しかも、国家資格の与え方にも問題がある。 現状では「介護現場担当者」より「看護師」へ多く与えるのだ。 「ケアマネージャー」も、介護保険制度では「配置必要人員」である。 以前は「何人でも良いから」と無制限に対応が可能だった。 しかし、制度の改革で「50人以上は駄目です」に変わったのだ。 そうなればどうなるのかは、言わずともお判りになるだろう。 「看護師」がまた「ケアマネージャー」に変わって行くのである。 深く突っ込むと、更に々ヤヤコシイ事が出て来る。 介護保険制度に「訪問看護」と言うものがある。 寝たきりの方や病院に行けない方へ「自宅訪問」するサービスである。 看護師が「何時も病院に居る」とは限らなくなって居るのである。 そうなれば「看護師の補充」が必要になって来るが、そうは人が居ない。 しかし「介護保険制度」が容赦無く「訪問サービスをしなさい」と言うのだ。 此処こまで書けば、ワタシが申し上げたい事は概ね理解可能かと思う。 そう「妙な介護保険制度の縛り」が、看護師不足を起こした要因と思うのだ。 前述で「100人を育てても20人」と申し上げた。 しかし、現実は「100人育てて50人」になる可能性があるのだ。 数値的に把握して居る訳では無いので、実態は定かでは無い。 しかし、概要から考えても決して「当たらずとも遠からず」だと思う。 ならば「介護保険制度」を作ったのは誰か? ならば「介護保険制度の縛り」を作ったのは誰か? それは、言わずと知れた「厚生労働省」である。 ここで再度「看護師不足の流れ」を書いてみよう。 実態として「いい加減・暫定的」に始まった「介護保険制度」がある。 そこに「付け足し」で「医療行為があるのでは」と、看護師配置を取り入れた。 更に「ケアマネージャー」を沢山輩出する事を求めた。 しかし「現場を担当する介護員」ではなく「医療従事者としての看護師」を採用した。 まあ、ここまでは何時もの「お役所仕事」である。 しかし「介護保険制度」の極め付けな「誤算」が生まれた。 「このままでは予算が破綻してしまう」 そう思って、ひとつの事を考えたのだ。 「これからは老人ホームと言う住居型の出費を押さえなくてはならないな。」 「それじゃ、出張サービスの在宅型にシフトさせよう。」 そして「訪問介護」をサービスとして利用させる様にした。 結果はお判りの通りだ。看護師の絶対数を、更に減らしただけなのだ。 しかし、お役所ばかりも責められない現実もある。 面倒を看たくないからと「老健施設」「老人ホーム」へブチ込んだのは誰だろう。 そして「老人ホーム」の代わりに「病院」へ入院させたのは誰だろう。 様々なエゴが、結果として「過労死」を生む事も考えられないか。 殊更ワタシは「ある意味の専門分野」であるので、考えてしまうのだ。 だから、これ以上「過労死」を増やさない為にしなければならない事はふたつだけだ。 厚生労働省の「間違った人員配置」を訂正させる事。 世の中の方々が「姥捨て山」に家族を捨てない事。 看護師不足は、やがて我々が入院した際に「実害」として襲って来る。 入院しても、ケアをする「看護師」が居なかったらどうかを考えるべきだ。 だから「看護師の無駄遣い」を止めさせるのも「世の中」の役割なのだ。 そして別な理由として存在する。 「病院にクレームをつけられるから」 看護師が「医療従事以外の対応をさせられる」から辞める現実も考えよう。 いずれにせよ「お馬鹿な輩」にならないようにすれば良いのだ。 ◇記事に関して何でもご意見を下さい◇ acchonpurike@k3.dion.ne.jp ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【よかったらこちらもご覧下さい】 「iza」での今日の独り言 福島原子力発電所の写真です~原発の話を昨日書いたので、こちらでは「写真」を! 「本当の食の安全」の写真を見よ!~「米作り」を写真で考えてみた 野田大臣・謝罪会見の準備を!~また書かせて頂きました・・・・・! PR
看護師さんは・・・
私に言わせれば
「高給取り」で無ければならないお仕事です。 入院したとき、ほとんどの患者さんは 医者よりも看護師さんにまず感謝するようです。 昼夜を違わない重労働。赤の他人である病人の あらゆる世話。奉仕の精神が無ければ決して 勤まりません。 どーでもいい天下り公務員に払う給与を 看護師さんたちに回してあげてください。 本当に看護師さんが「高級取り」なら もっと志願者は増えてるでしょうし 資格を持ったまま他の仕事をされてる方も 看護の現場に戻ってくるでしょう。 再度言います 「看護師さんは高級取りであって然るべき!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大阪府民として一言 橋下知事。それって「究極のお役所仕事」じゃないですか? 2週間が、待てないかなぁ・・・ そうなんですよ
>「看護師さんは高級取りであって然るべき!」
そんな意味では「医師の貰い分」もある意味多い病院が沢山あります。 医療報酬を高くするのではなく「人件費負担」を国は交付すべきと思います。 それが「介護保険制度の改訂」や「医療報酬の補助」にすべきと思います。 >橋下知事。それって「究極のお役所仕事」じゃないですか? >2週間が、待てないかなぁ・・・ その通り! 嫌味を込めて書いた事 判りましたね? |
ゆさこをゐちはこんな奴
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