魁皇千代大海否定「八百長疑惑報道で事情聴取」を考える

魁皇、千代大海は否定＝八百長疑惑報道で事情聴取－相撲協会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081014-00000111-jij-spo
(10月14日17時35分配信 時事通信)


言って悪いが、世間でそんなに騒ぐ程の事なのだろうか。

火の点いた様に「叫ぶ世の中」に、呆れてモノが言えない。

文句を語る多くは「相撲なんか全く興味が無かった」人間が多い。
そんな「烏合の衆」には、そもそも「正論を語る資格」なんかありゃしない。


まあ、稽古場を見た事なんか無い人間が愚論を続けるだけだ。

目の前で「相撲の力強さ」を見た事も無い人間が文句をつけるだけだ。
ワタシは「こんな練習やってたら八百長は難しい」と感じた人間だ。

ただ、ただそれだけだ。


もしも「八百長」って言うのなら、似たようなものは確かにあると思う。

そう、ご存知の俗語である「星を貸す」ってものである。

会社だって「今月は苦しい」ってなら、何処かから借金して来るだろう。
力士だって「来場所は苦しい」ってなれば「借金をする」事は悪いのか？

屁理屈かも知れないが「借金したら返す」ってのが当然だ。
だから「星を借りる」事があれば「星を返す」事になるだろう。

そう・・・・・
一方的に「一人だけを大物にしよう」って星の貸し方は無かった筈だ。


そんな事があったら、番付表はおかしくなってしまうではないか。

基本的な事も判らずに、食い散らかす様に文句を言う「利口足らずの世論」だ。

さて、その「食い散らかし」は、誰が掃除して綺麗にするのかわかるか。
それは何時も「無実の罪を背負った被害者」に他ならないだろう。


まあ、世の中全体が「試食のオバはん」になってしまったのだろう。

地下街の「試食コーナー」を思い出せば良い。


「あんた、これ美味そうやから食べてみなはれ。」

そんな事をひとりのオバはんが言う。
そして、どんどん出されて居る「試食品」をつまみ始める。
無くなった時に、店員にこう言うだろう。

「あらあら、無くなってしもたがな。」

そして、店員にこう言うだろう。

「お兄さん。無くなったから、もっと出さんとあかんやんか。」

しかし、店員はこう答える。

「これは、買うてもらう為のもんやさかい、勘弁しとくんなはれや。」

すると、オバはんは、キリッとした顔をして、こう言うだろう。

「そないケチ臭い店で、誰が買うかいな。帰ろ！」


さあ、今の世の中と何処が違うだろうか。


だから、相撲協会に対して、多くの人間は文句を言う筋合いは無いのだ。

そもそも「捨ててしまったモノ」だった筈なのだから。



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