コンビニ営業規制？いや「原点回帰現象」とお呼び下さい

このニュースのコメントが不思議だ。

「夜中は危険だ」と言うが、何の理由があって深夜に外へ出るのだろう？

買い物もロクにしないで「たむろ」したり「立ち読み」を繰り返す。

そんな輩の書き込みにうんざりするのはワタシだけだろうか？

コンビニの「原点回帰」　これは明らかに正論である。


コンビニ営業規制、神奈川県も検討＝条例で深夜自粛要請へ－松沢知事
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000124-jij-pol
(6月17日19時1分配信 時事通信)


先ず・・・・・

「説教臭い話」なので「コンビニ反対派」の方に反論を食らうだろうと思う。

匿名の馬鹿げた書き込みさえ頂戴する事を覚悟の上で書いてみようと考える。

さて・・・どんな書き込みが来るかな？



元々「セブンイレブン」の語源を考えれば「原点回帰」なのだ。

「人間が本来活動する時間と思われる時間帯」

「朝7時から夜の11時までお店を開けていますよ」

その発想が「コンビニエンスストア」を作ったに他ならない。

ただ、便利さに慣れた「物心がついた頃から24時間だった」

そんな方々には「ふざけんな」の声になるだろう。


しかし、24時間営業ってモノは何を作ったか考えた事があるだろうか？

コンビニの営業の他に沢山ある「24時間営業」

それは「家に帰らなくても済む」事を世間に認識させただけなのだ。


ご存知の通り、人間には「衣・食・住」ってモノがある。

コンビニが24時間やっていれば「衣」の一部「食」の全部が満たされる。

後はネットカフェか何かで「住」を満たせば済む事になる。

その結末は何かを考えた事があるだろうか？

「家に帰らなくなった」それだけである。


最近「巻き込まれた犯罪」の裏側には「家に帰らない」事が多い。

その犯罪防止の為にも「賛成」をするワタシである。

まして「家族でまともに話し合いしない」結果起きた最近の犯罪もあったろう。

そんな意味でも効果的な事は確かなのだ。

「不便さの中の便利」ってモノもある。

余りにも便利さに麻痺した現代人は、それをすっかり忘れて居る。


それ以前に考えて見れば良い。

24時間コンビニが人で満員か？そんなに買い物する人間が居るのか？

単に「立ち読み」している姿ばかりが目立つのが現状。

店頭の本が傷むだけなのだから、お店にとってむしろ迷惑であろう。

まして、店員の監視が薄いと「万引き」も多々見られる。

喜んで居るのは「コンビニ本部」だけと言う事を知る人は少ない。


もうひとつ原点に帰る話を・・・

コンビニの価格は「安い」訳では無い。

値上げ反対とか、物価上昇とか、世間ではうるさい程叫んでいる。

そんなコンビニに買い物に行くなら「希望小売価格」を値上げと呼んで欲しくない。

反論も出るだろう。

「そんな高い値段のモノなんか買わないよ」

・・・なら、コンビニは要らないだろう。

スーパーに時間内行って買い物すれば済む事なのだろう？

まあ・・・「矛盾だらけのコンビニ24時間自粛反対」なのだから。


事実1時から6時までのコンビニ売上と対価給与は比例しない。

むしろ「赤字」が現実なのだ。

「セキュリティを行って居ると思って給与を払って居る」

それが多くのコンビニオーナーの「ホンネ」なのだ。



「地球温暖化防止」とか「電気の節約」なんてお題目は要らない。

24時間営業と言う意味をもう一度考え直せば良い事だけなのだ。

それは最終的に「犯罪防止」と言う事も踏まえて。