遂に宮崎死刑囚に死刑執行ですか・・・

同じ年の人間としてずっと注目してきた「連続幼女誘拐殺人事件」

また「鳩山は人殺し」の話になるのだろうか？

連続幼女誘拐殺人　宮崎死刑囚に死刑執行　他の２死刑囚も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080617-00000001-maip-soci
(6月17日10時19分配信 毎日新聞)


当ブログでは以前死刑執行について書かせて頂いた。

死刑４人を執行の鳩山法相命令は是か非か？
http://azkeiei.blog.shinobi.jp/Entry/87/

今朝、匿名の方からその記載にコメントを頂いた。

「日本人は第三者的見地だ」そんなご意見だった。

確かにそうだ・・・



現在犯罪を犯す人間は実に短絡的理由が多すぎる。

「犯罪認識の無い犯罪」や「被害者認識での犯罪」が多くなる。

更に「未成年者の確信犯」も多すぎる。

軽犯罪感覚で行う事が、認識不足で重度の犯罪に転化する事もある。

しかも「周囲の大人が無関心」から始まるからタチが悪い。



言い方は悪いが・・・

「家庭ゴミと化した未成年」の犯罪が多く見られる。

それは単に「親が悪い」それだけなのだ。

にも関わらず「世代の背景」と馬鹿げた評論家は語る。

全く呆れてモノが言えなくなる。


本件発表に付随する問題は「死刑執行は酷い」の基本思考だ。

当事者にならない人間は「擁護思考」である。

「死刑にするまでも無いだろう」なのである。

しかし、被害者になると気持ちが一転する。

「悪い事は悪い。死刑にしろ。」になるのである。

この記事に見る事は、これからの世論が「第三者思考」に走るか否か。

死刑は決して「見せしめ」だけの執行では無い。

「悪い事は悪い」の結果だと、冷静に考えるべきだと思うのだ。

そして、世の中の「道徳」を「親子」で考えるべきなのだ。

まあ・・・

「親子の会話」とか「道徳」ってモノが「死語」になったのか？の疑問はあるが。


少なくても昔は「学級会」「親子の食卓」で考えた。

「良い事とは何か？悪い事とは何か？」

昔、三島由紀夫が「何故安田講堂で割腹自殺をしたか」まで話をした。

その当時はワタシも小学生。聞いても判らない事が多かった。

しかし「世の中が悪いから怒って訴えたんだよ。」と教えてもらった。

・・・その話と内容は「死刑」とは懸け離れた話ではあるが。


戦争で「人を殺す」事も理由付けで教えてもらった。

止む無い「人殺し」の意味。それが良い事か悪い事かまで教えてもらった。

納得行かない時は、徹底的に話し合った。

それは「親子の会話」に留まらず「先生と言う大人」さえ教えてくれた。

だから「モラルとリアル」が確立出来たと考えて居る。

童話の世界でも様々な事を教えてもらった。

そして、何でも「話し合って」良い事と悪い事を教えてもらった。

更に、テレビでも・・・

悪い鬼は成敗されて殺されるのは当然と「時代劇」でも教えてもらった。

それを両親と見ながら「悪い事をすると死刑」と実感した。


でも、同じ年齢の宮崎死刑囚の様な人間が出た。

残念ながら、彼の置かれた環境は「家庭と会話しない」環境だった。

更に「監禁犯罪」のそれは「家族が知らなかった」の言い訳が多く付随する。

そんな意味でも・・・

それだけは参考にして頂ける要因かと思う。


再度申し上げる。

第三者の思考に走らない。

家庭等での会話を大切にする。

最低この二つさえあれば、凶悪犯作りの防止になるのだ。


世の中の皆様は、是非考えて頂きたいと思った。