「たまごっち」＋「貯金箱」？バンダイ新商品に考える

バンダイと言えば「ヒーローフィギユア」と「たまごっち」。

更に進化型なのか？なかなかやるな～と感心してしまった。

発想を転換するとこんな商品が出来る事なんだと改めて敬服してしまう。

ただ、ひとつ胸騒ぎが・・・

お利口さんの「バーチャル恋愛」で「訴訟問題」を起こす輩が発生しないか？

ただ、ただそれだけが心配になって来る。


バンダイからイケメンと恋愛体験できる貯金箱を発売　恋が実る時、5万円が貯まる
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080616-00000001-sh_mon-bus_all
(6月16日17時0分配信 MONEYzine)


まあ、ヒットするか否かは別にして・・・

こんな商品開発を見ると、ほのぼのとして嬉しくなる。


コインを投入する度に「愛の言葉」

五日間コミニュケーションを取らないと去ってしまう。

たまごっちのそれを貯金箱に応用したのであろう。

従来のヒット商品応用型のこの作品は「発想的にアリ」と考える。

更に「イケメン芸人」が流行っている昨今である。

追従する意味では無いだろうが、非常にタイムリーでもある。

ただ、5,000円程度のこの価格を「高い」と見るか否か？

シビアな金銭感覚が勝つか、夢を求める感性が勝つかが楽しみである。


しかし・・・購入する理由が、少し捻じ曲がった感覚なら困ってしまう。

ゲーム感覚と「ジョークを交えた貯金達成」なら問題は無いだろう。

目標達成の際は「サヨナラ」になる。

そんな事で、寂しさを感じた方が変な方向に行かないかが心配である。


その理由は・・・

昨日も2件の「ネット脅迫」が起きた。

バーチャルと現実の区別がつかないゲーム感覚での摸倣犯の犯罪。

それを思うと「まさか」ってモノまで考えてしまう。


だから発売される時に、余計な説明まで付けなくてはならなくなるのか？

「これは仮想現実の貯金箱です」

「例え居なくなってもゲームですのでご了承下さい」

「言葉をかけられなくなったのは何故かのお問い合わせはご遠慮下さい」

・・・妙にありそうだから困る。

折角の「夢のあるおもちゃ」の筈が、シラケた物体に変わる瞬間でもある。


先日も「バンダイナムコ」であり得ない訴訟が一審勝訴した。

当ブログでも書かせて頂いた「ガシャポン」のそれである。

＜ガシャポン訴訟＞バンダイナムコに賠償支払い？「一切合財世も末だ」
http://azkeiei.blog.shinobi.jp/Entry/148/

どう考えても、大人でさえも「飲み込む事が困難」のガシャポンケース。

それを飲み込んだから子供が・・・って話である。


だから・・・

例えヒットしても「ふられたから」「居なくなったから」

そんな理由で「訴訟問題」にする事だけは無いように祈りたい。

本件は、そんな愚かな事まで考えさせられてしまった。


考えすぎかな？

いや・・・　あり得ると思う・・・